あなたは、冒険者として、アクロニアのどれほどを知っていますか?
今なら、ゲームを始めるとチュートリアルイベントが始まって、
魅力的なNPCと共に話を進めながらアクロニアのことを色々と教わるのかもしれませんね。
でも、チゾがECOを始めた頃はちゃんとしたチュートリアルも無く、
システムに関わる必要最低限の説明しかされていませんでした。
なので、
アクロニアがどんな世界かなんてあまり知る機会もありませんでした。
自ら冒険して、各地でNPCの話を耳にして、
断片的な情報から成るその「世界」というものを
おぼろげながら頭に構築してる。
それがチゾのアクロニアでした。
アクロニアの世界は時間経過と共に変化しています。
数年前にマイマイ島の遺跡が発見され、冒険者の手でその謎が少しずつ解かれていき、
そこから「天まで続く塔」の存在へと辿り着きます。
平行世界をつなぐその道を皮切りに、ドミニオン世界…タイタニア世界…と、
冒険者の足取りと共にアクロニアの世界は大きくなり、
DEMという存在、全ての世界を飲み込む「脅威」、
そして私達のいる世界の過去に生きた、一世代前… 二世代前…
アクロニアの先人の軌跡というものも次第に明らかになっていきます。
今のこのアクロニアにはちゃんとした 成り立ち があるんですよね。
アクロニアに冒険者として生きるならば、
自分の走り回る世界のことは知っておくべきこと。
そもそも、
今ではアクロニアというものを構成する上で切り離すことができない「DEM」のことも
チゾはよく知らない。
どうして、今このアクロニアの大地には、敵だったはずのDEMが溢れているんだろう。
ドミニオン世界。タイタニア世界。くじら岩。ノーザン地下。
結果が先に目に飛び込んできて、でもチゾはその「なんで」を知らない。
だからそれを知ろうと思って、
最近時間があるときは、
私たちとは別の、もう一人の主人公 の物語を追っていました。
アクロニアに降り立ってすぐ、迷い込んだイストー岬の村で出会った
フシギな桃色の生き物を連れた一人の冒険者。
「エミル」の物語を。
エミルは何の変哲もない冒険者です。
鬼斬りガドゥのように屈強な戦士でもないし、
ジーニャ博士やディム博士のような超絶頭脳の持ち主でもない、
頼りなくて、弱々しくて、ドジで優柔不断で、
かと思ったら突然気が触れたように猪突猛進に家を飛び出すような、
一言で言うなら、「駄目」な冒険者。
でも、
ネコマタという不思議な生き物に懐かれ、会話をでき、それを連れていて、
なにか普通の人とは違った者々と心を通わせることができます。
記憶を失って行き倒れていたエミルを助けたのが、
アクロポリス評議会最高議長の孫娘「マーシャ」。
そんなエミル、マーシャとパーティーを組んでいた
タイタニア貴族のご令嬢「ティタ」。
やや遅れてエミルたち三人と出会うドミニオン族の二人組、
頭脳明晰な天才少女「ルルイエ」と、英雄の息子「ベリアル」。
メインストーリーは
この種族入り混じる若い冒険者で構成されたパーティーを中心に、
戦況の悪化したドミニオン世界を救うべく、命運を背負ってDEMとの戦いを繰り広げたり、
冒険のさなかで「こころ」を失ってしまったティタの魂を復活させるために
エミル世界を西へ東へ、北へ南へ、奔走したり、
その結果閉ざされたタイタニア世界への行き来を可能にしたりと、
エミル世界のアクロニアからスタートして、徐々に謎を解きつつ他世界へと渡り行き、
最終的には3界をまたいで冒険にと駆け回るという
まさに冒険者がECOの世界を知るには十二分なストーリー展開なのです。
__ちなみに、私の中で
__タイタスはメインパーティーには属していないという結論になっております。
__ストーリーを追って推察すると、ティタ復活の段でのみ手を貸したという印象。
__別に、はぶってるわけじゃないからねっ!笑
こちらは
「敵ではないDEM」と遭遇する、DEMを知る上でかなり重要なイベント。
そして泣ける。。
グス..
実装より幾年、このDEMイベントを長い間やってこなかったことにやや後悔しつつも、
これでようやく世界に溢れているDEMプレイヤーに対し合点がいくようになりました。
そして、その昔リングメンバーの
るなちに貰って以来ずっと持ち歩いていた「コイル」が
やっと役に立ちました。
何年越しだよって感じですが、るなちありがとうね
古いチュートリアルではシステムのガイド役で登場し、
最初から「そこにいるもの」としての認識が強かった主人公パーティーの面々。
過去に遡るイベントを通して、
私の中で彼らがやっと一人の冒険者として、キャラクターとして、「生きて」きました。
彼らはなぜそこにいるのか。そこが明瞭になるだけで大分と違うものです
ちなみに、この過去の出来事中は
画面上のチゾの姿を「新米アーチャーだったあの時」へと脳内置換しながら話を進めてました
SAGA毎の区切りで実装されてきたメインストーリーの性質上、
過去に実装したECOのアップデートの歴史と共にイベントが進行するので、
なんだか思い出アルバム的な要素もあったり
この受付のお姉さんはECO初の表情が変わるNPCで
当時「まばたき」をすることに大きく感動したものです。
今ではまばたきどころか、目を細めたり大きく見開いたり、
笑ったり不機嫌になったり、瞳だけ動いたり、すっごいことになってるけど、
後に続く革新の最初はこのお姉さん。
顔のテクスチャはまだまだ今でも通用するレベルだねー チークも入ってるし。
服のほうはちょっと残念だけど。
渋いおっさんに弱い。
けど、この後
HENTAI だと判明する展開に我が目を疑った。。
私の想いを返せばかー!
記事の冒頭付近で散々ネガティブキャンペーンを書き連ねられたエミル君ですが、
たまに本気を出すようです。
その剣、伊達じゃなかったのか!
でも、剣は鞘に入れて持ち歩こうね。(常套句)
最新のイベントには勿論遠く及ばないけど、
それでもキャラクターそれぞれが結構モーション豊かに動き回ったり、
上画像の船のシーンみたいに専用マップが用意されていたりで、なんだかんだと盛り上がる
さすが
メインストーリー 。
そして、
私みたいな古いプレイヤーだと、
「よもやティタが復活する時がくるなんて思ってもみなかった」
って人もいるんじゃないかなあ。
こころが無いかわりに幽体として自由が利く というその特性から
案内役としてもあまりに長く定着しちゃってたし、
もうそのまま行くのかと…
正直、未だに
生身のティタさんがいることに慣れません。
というかんじで。
単語だけ聞いたことがあった「ハスター」もやっと理解!
まだまだエミル君たちの冒険は続きますが、
とりあえずはここまで。
うん、大分アクロニアに精通してきたぞ
2014.12月2日 【只今のJOBLV:--♪】
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