実装当初は、
「属性が乗らない」「遠距離減衰する」とかで、
かなりへにょへにょぷーだったみたいだけど、
そのあたりが改善された今現在の仕様だと、
弓使いとしては取らない手は無いほどのすばらしいスキル
敵をノックバックさせながら、高倍率ダメージを連続で与える。
敵を近づかせないという、ストライカーの戦い方にも非常に適っています。
アーチャーの基本戦術に、
チャージアローで突き放し、近づいてきたらまたチャージアローで突き放す というのを繰り返し、
ダメージを被ることなく仕留める
「お手玉」という戦い方があるのですが、
このクリーブアローは、そのお手玉を、
持ち前のノックバック距離の長さと状態異常「移動速度低下」を付与するという性能でもって、
あまりにも容易に行えます。
さらに、チャージアローよりも命中が良いようで、あまり外すこともない様子。
すごいよ!クリーブアロー!
さすが最終奥義だよ
と、
ここまで書くとなんとも完全無欠のようですが。
もちろん、
マイナス面もあります。
まずはひとつ、
BOSS属性のモンスターにはノックバックとそれに付随した連続与ダメージが行われません。
与えられるダメージは
初撃のみになります。
それでも、そこそこのダメージ倍率なので攻撃力だけ見ればトップクラス。
さすがストライカー50スキルといった感じ。
そしてもう一つのマイナス要因。
こっちがどちらかというと表立って取り立たされる大きなデメリット。
それは、
言わずもがな、
当てることが困難すぎる。
この部分が俗に「50スキル(笑)」「宴会芸」とも揶揄されるところなのですけど、
でも、
それでも!
私は、
練習すればある程度使いにくさも克服できると考えますし、
「笑ってないで、ほら! クリーブアローこんなに使えるから!」
と、ストライカー諸兄に向け、声を大にして言いたいと思います。
むしろ、
克服した後の恩恵を考えると
多少の使いにくさも全く問題なく目をつぶれてしまうんじゃないかなーと。
個人的にはめっさ
実用範囲。
では、
ここからちょっと
チゾ的使い方説明。
まずは大前提のクリーブアローの
スキル特性。
クリーブアローは対象を指定して攻撃を行うスキルではなく、
その場で発動するスキルです。
スキルのボタンを押すとその場でスキルが放たれ、
光球に包まれながら燃え盛る矢が一直線に飛んでいきます。
まぁビジュアルはさておき、この「その場で発動し直線状に飛ぶ」癖が非常に厄介で、
そのせいで当てることがとても困難になってしまっているのは
否定のしようがない事実なのですけど、
やや面倒ながらもクリーブアローを有用にする手立てもあって、
それを心得、スムーズに行えれば、
そこで初めてクリーブアローは
まさに真価を発揮する のだと思います。
まずはこんな場面。よくあるダンジョンの風景ですね。
この状態でクリーブアローのスキルボタンを押すと
特に敵を指定せずとも矢が放たれ飛んでいきます。
ただ、
どこに飛ぶかは分かりません。
やや大げさには言ってますが、
クリーブアローを放ったことのあるストライカーなら
納得できる表現じゃないでしょうか。
語弊があるので、正確に言いますと、
プログラム上でキャラクターが向いているとされる「正面」方向に矢が飛びます。
それがクリーブアローの特性であり仕様。
ただ、この飛ぶ方向がプレイヤーによりコントロールしにくい現状があるため
「どこに飛ぶか分からないスキル」というイメージになります。
この、
「プログラム上でキャラクターが向いているとされる正面方向」という言い回し、
やや引っかかりますよね。
「正面」とだけするでもなく、
「キャラクターの向いてる方向」とするわけでもない。
そうなんです。ここが、
クリーブアローを扱う上で
一番ポイントとなる部分なんです。
仮に、目に見えているままであったとしても
キャラクターが向いている正面に矢が放たれそれを当てるというのは、
それはそれで難しそう。
ですが、
実際にはもっと難しくて、
画面で確認できる向きとこの「プログラム上の向き」は必ずしもリンクしていません。
クリーブアローを使ったことのあるストライカーの皆様は、おそらく誰しも
「向いてる方向と違うところに飛んでいったぞ…」
という経験をしているとは思いますが、
これは視覚的なキャラクターの向きとプログラムの上でのキャラクターの向きが
一致してないからこその現象です。
プログラム上では、矢が放たれた方向こそがキャラクターの正面なのです。
では、どうすればよいか。
「敵に向かって歩けばそちらを向く」?
「敵を指定するスキルを使えば、そちらに向く」?
「矢を一発撃ち込めばそちらを向く」?
長く、ストライカー関連のブログや情報サイトでは、それで解決するとされていました。
私も、まぁそうなんだろうと、使ってみるまでは思っていました。
でも、
実際は違います。
上に挙げたような挙動をとっても、必ずしもプログラム上の正面を向くとは限りません。
実はこれらは、
緊迫した戦闘下で、あさっての方向へと誤射をしてしまうリスクが発生してしまう
大変危うく確実性のない挙動なのです。
賢いストライカーであるならば取るべきではありません。
ここで、
一度でもクリーブアローと真剣に向きあった事のあるストライカーなら、
クリーブアローの向き調整の手段として一般に挙げられている中で
一つだけ上に書き出してないものがあることに気付くと思います。
それが、唯一「確実」の結果を出せる方法です。
Shift+クリック
そうです、普段アクロニアで生活するうえで自然とみなさん使ってる
キャラクターを指定の方向へ向かせるための操作ですね。
私が検証した限り、
この操作だけが
唯一「プログラム上の向きも調整できる」操作です。
そして、つまりはそれがクリーブアローを放つ上で必須となる
「狙い定める」
行動というわけです。
この考え方を頭に入れてもらった上で、
では、実践編。
ここからは、前衛パートナーがいるとより戦いやすくなるので、
できれば前衛パートナーとの共闘を推奨。
いなくても出来なくは無いのですけど「かなり難しくなる」と心に留めておいてください。
まずは、相手となる敵を決め、
セル(マス目)が出るスキル等で
現状の「セルの向き」を調べます。
「ゴー!」を取得しているのであればこれが便利です。
黄色い線・マスは加工処理で足したものですので参考にしていただくとして、
このスキル指定の「青いマス」から読み取れる
四辺からの攻撃が
クリーブアローにおける基本事項となります。
黄色いラインを引いたエリアのどこかしらからということですね。
斜めセルでの攻撃は考えないほうが無難です。
「四辺から攻撃!」が合言葉。
フィールドに敷かれたセルの網目方向を把握したら、
次は
敵を攻撃する位置に移動します。
この時、
確認した
「セルの網目」を頭に思い描きながら位置取りするのがポイントです。
その際パートナーがいれば、攻撃させることで
敵をその場に留める事ができるので
位置取りもゆっくりと落ち着いて出来、非常に楽です。
「ゴー!」があればセルを調べつつそのまま突撃させられるので
一石二鳥
セルのマス目の四辺方向に位置取りしたら、
ここで
向きをきっちりと調整。
敵の方向を向いてるからといって過信はしない。これが大事。
プログラム上の向きも調整できる、「Shift+クリック」をして狙いを定めます。
チゾはここで
付与矢を挟み、
更に与ダメージを稼ぐとともに、もう一度マス目をチェック。
ニヤリ
ちなみに、写真のように隣接セルに位置取りすると
敵の範囲攻撃や予期せぬタゲ移りを被る可能性もあるので、
実際の戦闘では
3セル分くらい離れたほうが安全。
3セル離れても、クリーブアローLV2以上であれば6セル以上の攻撃範囲を持っているため
多段攻撃は問題なく全部当たります。
もともとスキル性質として「ノックバック距離に対して攻撃HIT回数は少なめ」なので、
よほど離れてない限りは多段攻撃を消化できるようになっています。
LV1だけは範囲4セルなので場合によっては厳しいかもしれませんけど、
多段回数が2回と少ないのでなんとかなるかなというところ。
で、ここまで行ってから、
ここで初めてクリーブアロー発動です。
スキルボタンぽちっとな。
問題なく敵めがけて矢が放たれ、敵は多段攻撃を受けながら後方へとノックバック。
一撃あたりが、ブラストアローの最大レベル相当の与ダメージなので、すごく強い。
クリーブアローはスキルレベルに応じて、
「矢が飛び続ける距離」「多段HIT回数」が増えて、
「消費SP」と「詠唱時間」もそれに比例して上がります。
逆に、一撃あたりのダメージ倍率はレベルに反比例して下がります。
合計の与ダメージはレベルが上がるごとに増える計算となるんですけど、
チゾ的にはクリーブアローは
LV2が
使いやすいです。
消費SPを抑えつつ、詠唱も早めで小回りが利き、
与ダメージも倍率500%の3段HITで
1500%を見込めます。
範囲6セルなので弓の射程以上に
遠く離しすぎてしまうこともなく
追撃も十分出来るし、
「巻き込み」を引き起こしてしまう危険もかなり減らせます。
スキル性能上、一回で仕留め切れなくてももう一回撃てばいいだけだし
一回での多段HITを稼ぐ意味はほとんど無いんじゃないかなぁ…?
正直なところ。
直前まで必死にブラストアローを使いこなそうと頑張ってて、
ようやく使いこなせるようになってきていたのだけど、
特にチゾの戦い方を考えたときに、
「巻き込み」「分散」と癖あるブラストは
クリーブアローの前では
使う道理がほとんど無い事実…
消費SPも詠唱速度もややブラストが劣るくらいだし。
といった感じで。
クリーブアローの優秀さが少しでも伝わったなら
幸いです。
今回は説明に重きを置いたため、
ちょっと手順が面倒くさく感じるかもしれません。
でも、
慣れればそんなに煩わしさを感じることなく
スムーズにクリーブアローが放てるようになります
これからは、
この
奥義クリーブアロー を携え、
待ち受ける激戦をくぐり抜けたいと思いまっす
2015.2月5日 【只今のJOBLV:--♪】
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