遺跡の奥には
パーティザンという
BOSSが待ち構えているという情報は得ています。
回復薬や、
パーティザンの弱点を突く属性矢もたっぷりと持ちました。
多くの先輩冒険者が、フレが、新進気鋭のルーキーたちが、
アクロニアを巡る冒険の中で一つのターニングポイントとしてきた
マイマイ遺跡の調査。
その遺跡の奥にはパーティザンという番人が待ち構え、
そして、そのパーティザンは
あの、タイタニア界とドミニオン界を繋ぐ巨大エレベーター「天まで続く塔」の
扉を開く 鍵 を持っている。
アクロニアを駆ける冒険者はみな、
この鍵の存在を皮切りに
エミル世界を飛び出すのです
今まで使ってきた東西南北エリアのワープポイントはダミーとの事なので、
どこかにあるらしい
奥へ続く「真の転送装置」の捜索を始めます
情報を集めながら遺跡をぐるぐる。
「第一甲板」と言われるこのマップは複雑ではないものの
少々広め。
アクティブの敵がいないからまだ良いんだけど、それでもなかなかに骨が折れます。
これまでのクエストで訪れた東西南北のワープポイントの調査員から
謎のカードキーをゲット
でも肝心の転送装置の情報…
これが全く得られません。
マイマイ遺跡は私がアクロニアに降り立ってから初めて実装された
本格的なダンジョンでした。
新たな冒険の場が見つかったという
心躍る感動と、
そのことに沸き立つ冒険者で毎日が賑わうあの空気、
それらを初めて体験した思い出深いダンジョン。
その時見たもの、聞いたもの、体験した全ては、
未だに私の心に鮮烈なイメージとして残っています。
だから、このマイマイ遺跡は私にとってはちょっと
特別な存在
あれから何年経っちゃったかな…
なんかすごく感慨深い。
マイマイ遺跡、ついに私も踏破なのかぁ…
でも、もちろん遺跡の奥へ進んだだけではなにも意味が無い。
目標は
パーティザンであり、
天まで続く塔の鍵。
パーティザン、倒せるかな…
って、
いやまじみつかんないんですけど転送装置。
遺跡の奥ってどこよ…
広めだとは言えそんなに複雑な構造をしているわけでもないし、
そもそもマップにはワープポイントの目印として
青白い丸印がついてるから、
まさか出だしでこんな風につまづくなんて思ってもみなかった…
どこかでキーとなる会話をしないと進めないタイプなのかな…
この第一甲板のNPCは全て話しかけたし、となると…
毒蛇のアメリアさん…!?
そういうことか
それなら、一旦外に出……
ぴー
がしゅん
まさかの入口が出口。
開発サイドにしてやられた感がすごい…
ともあれ、
これでやっと奥を目指せます
そして、幸運なことに
ここまでに時間がかかってしまった事への労いからなのか、
その後の遺跡内インスタンスダンジョンが全て
「めっさ単純」という嬉しいサプライズ
マイマイ遺跡と言えば、
ランダムで形成されるその広いインスタンスダンジョンが悪名高く、
チゾもそれは覚悟していたんですけど、
一層、二層となんと
一本道。
三層も分岐たったの一回で、マップを見れば正解ルートが分かってしまう単純さ。
四層目はやや広いながら、分かりにくい分岐も少なく、実質一本道のような構成
運が悪いとすごく時間がかかるよ。なんて事前アドバイスももらっていただけに
急ぎ足でないとクエスト時間危ないかも…と、ちょっと心配していたんですけど、
今回において言うなら、それは
杞憂に終わりました
観光する余裕すらありましたー
親近感沸く
ガッテンガーばかり見てしまった…
それにしてもガッテンガーって、
思ってた以上に色々なタイプがあるんですねー びっくり。
ちなみこの
黒いガッテンガーは図鑑
(旅人のメモ)にも載っていませんでした…
新種発見!ガッテンガー。
そして…
もっと
BOSSっぽく、待ち構えているものだとばかり…
今まで
クエストBOSSであるところの
「装置」が全て固定場所で待ち構える感じだったから
パーティザンもそのスタイルなんだとばかり思っていました。
中央のフロアで、
BOSS様どーんと仁王立ち みたいな。
_ どうせパーティザンは中央の高台フロアなんでしょ?
と決め込んで、周囲をのんびり散策していたら
至って普通に歩いていた…
_
でも、よくよく考えてみると
この頃の時代のBOSSって基本的には
徘徊タイプ ですよね。
今は待ち構えるタイプも増えてるから、そんな事すっかり忘れてしまっていました…
でも、ここで
誤算発覚。
心配していた「時間」は問題なかったけど、
「矢数」が足りなかった…
まさか道中であんなに消費するとは思わなかったーーー
結構な数持ってきてたんだけど、
そういえば遺跡型のインスタンスダンジョンって、
敵を倒さないと先に進めない仕掛けが多いのよね
そこを計算に入れてなかった…
あと、
属性防御服も装備していなかった。
ことにも後から気付いた。
我ながら、
エミルドラゴン戦との気合の入れようの差がひどい…
気を取り直して。
いや、
気を引き締めて…
いざ尋常に勝負ッ
ちなみに、割愛してますが、
道中の遺跡内部は
今度はそこそこ複雑でした…
まあ、そうだよね…
チゾの今のレベルは
マイマイ遺跡の基準レベル+10といったところ。
でもパーティーでの討伐を念頭に置かれてるBOSSなわけだし
結構危ういかなあとも思ってたんだけど、
結果としては
かなり余裕のある戦い になってました。
パーティザンは
イリスによる属性のアップデートが行われる前のBOSSということもあって、
多分
イリス込みでの戦闘を想定してないんじゃないかなあ。
複数の属性を操って攻撃をしてくるんだけど、実際の所、
闇属性を強化した装備一つで、そのどの攻撃もほとんど
無効化できてしまうし、
弱点属性を突いたこちらからの攻撃で与えられるダメージ量も大きい。
そして、なんと言ってもやっぱり
パートナーの存在が大きい。
アップデートで強化された現在のパートナーは、
普通に育ててる程度のロボでも、パーティザンに対してほぼ
完全無欠状態。
その上、回復と蘇生もまかなえるから見事に怖いもの無し。
そんなだから、
エミルドラゴン戦と比べるもなく…
パーティザン、討伐!!!!
鍵も落ちたーー!!
マイマイ遺跡発見から、進入、そして謎の解明…
冒険者としての長い
マイマイクエスト時代がこの日、
終わりを告げました。
そしてチゾの手には、新たな世界へと続く
天まで続く塔の鍵 が。
いや、
もう、
とうの昔にタイタニア世界にも行ってるんですけどね…
ニャハー
でも、ちゃんと筋道を追って、ここまでやってこられたのはそれはそれで感動です
ここでやっと、
あの
タイタニア世界へと足を踏み入れた日 (■)に
冒険者としての物語を繋げることができます。
わーい
というわけで
_調査結果
発見されたマイマイ島の謎の遺跡。
そこには、古き時代の扉を開き、新たな時代の幕を開ける、
そんなとてつもないものが眠っていました!
そして、この頃を境に
エミル世界のアクロニアには、機械種族が少しずつ現れ始め、
また、タイタニア世界にも
長く見ることのなかったエミルとドミニオンが現れ始めるのでした…
アメリアさん、長い間お世話になりました。
わたくし、次なる冒険の舞台に旅立ちますわ
_
さて次は、この手に入れた
鍵で
天まで続く塔の扉を 今一度 開けてみましょうかね
2015.3月1日 【只今のJOBLV:--♪】
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